日本でもなかなか見れないのにハワイで歌舞伎が見れるなんてなー。
会社のインセンティブで、ハワイ大学でおこなわれた歌舞伎を見にいって来ました。なんでも52年ぶりに3回目の公演だったそうで、前回は1967年とすごい昔。生まれてすらないけど、そんな時から交流があったんだね。まあハワイに日本人の移住があって150年っていうし歴史は古いね。
でも逆にいうと52年も空いていたってことはそれだけ困難もいろいろあったんだろうな。
今回ハワイ公演に来られたのはCさんとその3人の息子さん。親子、子供3人で継いでるとかすごいなーー。そして男の子3人ってのもなんかすごい。それぞれこれからまたちょっとづつ個性が出ていろんな可能性を見せてくれそう。

ハワイ大学の劇場に潜入だ!
ハワイ大学は何回か来たことあるけど、建屋に入る機会ってなかなかないもんなんだけど、今回は基調にも劇場に入れたんだよね!結構気分が上がる!

ちゃんと花道も作られている!まさかハワイに花道!
外にもノボリがいっぱいはためいていて雰囲気も歌舞伎を見に来たって感じがする!


こういうグッズもなんだか特別仕様な感じ。
和製版ライオンキング?
さて今回の演目は「連獅子」!あの赤と白の長い髪をぐるんぐるん回すやつ。全然歌舞伎知らない人でもどこかで見たことあるあれ。
内容は崖にお父さんライオンが、子ライオンを突き落とすけど、心配でうろうろ。途中なぜか蝶の精霊が出て来て踊ったりしてこれが一体なんのシーンなのかわからないけど、最後は親子でたてがみ回してハッピーエンド。

今回は歌舞伎自体が初めての方も多いので、太鼓だったり歌だったり、三味線の説明とか、音の違いで表現する風の音とか雨の音とかすごく入門編的なレクチャーも事前にやってくれたので本編を見るにあたってかなり基礎知識を持って見ることができた。
なんて親切!
本編もあっという間に見終わってすごく見応えがあった。なんか着物の裏地とかが綺麗な差し色でいちいちおしゃれ。
ハワイの人たちもスタンディングでラストを迎えて大盛況なハワイ歌舞伎でした。今後数年おきにまたハワイ公演を行いたいって言ってたし、また見れる機会があるかもね。その時には3人の息子さんたちもまたパワーアップしてそうだね。
